スクリャービン 24の前奏曲Op.11-11,Op.11-12と詩曲Op.32-1を弾いてみて

スクリャービンもショパンに憧れをもっていたのですね~★
スクリャービンが若い頃に傾倒していたショパンの《24の前奏曲 作品28》
にならい、平行調の組み合わせによって5度圏をめぐる構成。

 

Op.11-11は最初、左手の音をちゃんと鳴らしてくいくことに苦戦していました。
そしてようやく慣れてきて、録音して聴いていたら、これまた、ちっとも面白くない。
最終的に聴いていたのは、プレトニョフの演奏でした。前奏曲なのに、短い曲に中にもダイナミックさ、伝わってくる感情的なもの。
で気づいたのですよ・・・自分の弾き方・・・平坦すぎると。それからは、もっと聞こえて欲しい旋律、フレーズ感。
伸びている音からの次へのつなぎ方などを意識するようにしました。結果、音量はちょっと大きめになって、左手もこけたりしちゃって(;^ω^)

 

全部の音をただ単に鳴らしていてもうるさいだけで、聞こえて欲しい音を
探ったりしていました。G-Gis-Fisis-Gisの繋がりも2回あるけど、同じようじゃないとか・・
メロディーはもちろん、ずっと繋がってなっていくんだけども、内声もちゃんと動いている部分があるし、変化があるなって。

 

ここのソプラノのシーシーシーシーって せきこむんだ~~!ってやっていたけど、
途中で、和音が変わっていっているじゃん、こっちの方が重要なんじゃ?って気づいたり。
それと左手の後の3つの動きも聴くようにしようと思いました。けど、ここ盛り上がりきるのか、
落ち着いて流れていくのか、今でもその瞬間にならないと決めれないないです。はい。

 

後半は左手の幅広い動きが、とこどころ音抜けしちゃいました(;^ω^) 
右手は2声が途中で無くならいことに気をつけていました。

 

Op.11-12にも、これまた短い曲なんですが、この静けさ、たゆたゆ感に手こずりました。
4分音符の動きが、ちゃんと聞こえてくるようにとか、フレーズはどこまでで1つ??
ってことをずっと考えていました。
あと、あと3段目の重音が入ってくる部分のクレッシェンドの仕方とか・・
プレトニョフの息づかいがすごく印象的で、この曲が好きです。

 

4段目と5段目の動き、見た感じ同じなんですが、フェルマータが登場している。
このたゆたゆ感。合わなさ感がまたツボでした( ̄▽ ̄;)

 

13-6も少し練習していたのですよ・・ボソッ。 ユジャ様のあの弾く姿が、またカッコいいのです。

 

Op.11-19 後から、すごくいい曲~~~!って思った曲です。2ページなのに、
すごく展開が好きです。いつか弾いてみたいな^^

 

2つの詩曲Op.32-1
スクリャービンが初めて《詩曲》と名づけた作品
ソプラノとテノールにあたる声部が二重唱を繰り広げる部分と、両手でポリ・リズムによる分散和音を弾く部分とが交互に示される。
スクリャービン後期の最たる特徴ともいえる「神秘和音」が早くもその姿を見せている。

 

実は図書館で楽譜借りてきて最初譜読みしていたのです。

録音する気までなくて、ほんといい曲だったので気分的に自分を癒すつもりで取り組んでいました。
この曲は、ユジャワン→ポゴレリチ→ホロヴィッツの順に聴いていました。

 

穏やかな曲なんですけど、ただ静かにとかじゃないんだろうなって。
音が、ポーン、ポーンと存在して、それこそ吐息で弾く曲なのかなと思いました。
最初のHis~Disも、発音のイメージをHis<Disとしていたんですが、 途中でHis>Disに変えました。
続くメロディーは繋げてつなげて。左手にもメロディーがあって、そちらも聴いていく。
2声が重なりつつも、ちゃんと聴き分けて音の繋がりを止めないことに、耳で聴いて区別していくことが大変でした。(-_-;)
あと、手首はいつもより低めに構えて、指もべったり腹で弾くようにしていました。
2段目から出てくる、Fis Gis Ais Cis Dis Fisの上がり方。 これが難しくて。
ある方は、頬を指で撫でるようなタッチだとか。私は最初のCis~Disが問で、続くその上がりが 知らんぷり?して上の方で答えている感じがしました。
続く左手の、H-Cis-Gで仕方なく、帰るみたいな笑 ただこれ2つで1つで、別物になってはいけないのですよねきっと。
後で気づきました。そして何回も出てくるモチーフなのですが、同じようには弾かないようにしたかった。
ある時は、ペダルでさら~とだったり、後をritかけたり、スタッカートにしたり。
ここの弾き方が、ほんとこの曲の評価にも表れてくるんじゃないでしょうか。私は、まだまだ味わうところまでいけていません。

 

あとこの部分ですね。3拍子の部分Inaferando。
神秘的に?魅惑的に???
私は、この部分、メロディーライン、左手の動きも大事ですが中に入ってくる休符の取り方も難しかったです。
ポリリズムな揺れと感じ方。スクリャービンの特徴でもあるのかな。
漂ったり、ある時はサ~~と流れたり、迫っていったり。
今回取り組んだスクリャービンにいろんなことが勉強になりました。
  スクリャービンを通じて、いろんな方との交流や情報を教えてもらったりで、
その中でソナタ5番と10番がすごく好きになりました。
後期の作品は神秘主義な理解しがたいと言われているみたいですが、
そんな不思議な世界に少しずつ踏み込んでみたいなって思いが湧きました。
宗教絵画だったり、思想だったり、ピアノ以外からも、いろいろ取り込めそうなことを 探していきたいです(⌒∇⌒)